2022.06.01
介護現場では入居者の屋外への徘徊や入居者同士のトラブル、転倒事故、職員の人員不足など様々な問題を抱えています。
そこで、防犯カメラを設置することにより、上記内容や様々な問題解決の力に少しでもなる事ができればと思います。
目次
介護施設におすすめの防犯カメラの機能や活用例をご紹介します。
入居者全員を限られた職員で24時間管理することはとても難しく大変です。
だからといって、ただカメラを設置しても常にカメラの映像を確認できるとは限りません。忙しい業務をこなしながら、入居者の安全に管理する為にも、動態検知付き防犯カメラを設置することをおすすめします。
動態検知機能付きの防犯カメラには通知機能も備わっており、設置すれば防犯カメラが入居者の動きを検知し、スマホなどに通知を送ってくれます。
深夜に入居者が徘徊しようとした時などに防犯カメラが通知を送ってくれるので、いち早く気づき、徘徊を未然に防ぐことができるのでおすすめです。
夜間に入居者の状況を確認したい方や、施設周辺に不信者がいないか確認したい方におすすめなのが、赤外線暗視カメラです。
通常のカメラは暗闇の中は撮影することができません。そこで問題を解決するのが赤外線暗視カメラです。
赤外線暗視カメラとは夜間暗闇で暗視撮影できる防犯カメラです。
防犯カメラのレンズの回りに赤外線照射LEDが付いています。夜間暗くなると同時にレンズ周りのLEDが発光します。
赤外線の波長は850nm程の近赤外域の赤外線になります。人の目での感知することはできませんが、赤外線暗視カメラは感知し映像出力することが可能です。
通常映像はモノクロ映像となり画質は劣りますが、暗闇の環境においてもモニタリングできることから赤外線暗視カメラと呼ばれており、非常におすすめです。
防犯カメラは映像を記録に残すことができます。そのため、防犯カメラの映像を分析することで入居者の特徴や行動パターンを把握し、対策をとることができます。少ない職員で効率的に管理できることから防犯カメラおすすめしています。
入居者同士のトラブルはいつどこで起こるかわかりません。入居者全員を常に管理することは難しいと思います。
24時間動いている防犯カメラを設置することにより、正しいトラブルの原因を把握することができ問題解決に役立ちます。
また防犯カメラを設置することで、常に見られている意識を持つことでトラブルを未然に防ぐことができます。
防犯カメラは入居者の転倒事故の原因追及にもおすすめです。
転倒事故が起きた際に再発を防止するために、転倒者や周りにいた人からの聞き取りで、状況を把握し再現することは、時間がかかります。
また、完璧な再現は難しく、原因がわからずに再発してしまうこともあると思います。
防犯カメラで映像として記録しておけば、転倒した状況を把握することができ、再発防止に役立ちます。
リアルタイムで監視することで、転倒事故が起こった際も、入居者の異変にいち早く気づき、迅速な対応ができます。
ネットワークカメラ越しに会話できるので、コミュニケーションツールにもなり、早急にお知らせしたい時にもおすすめです。
カメラがから出力される音声を確認することで、映像だけではわからない異常を確認することができ、危険を伝えて回避することができます。
もし侵入者などがあった場合には、こちらから相手に警告を発したりすることで、防犯にも役立ちます。
主な防犯カメラの機能をまとめました。
以下を参考に予算と相談しながら、
設置する目的や設置する環境に適した防犯カメラを探しましょう。
ワイヤレス対応 | 無線LANによる設置 |
赤外線暗視 | 赤外線照射による暗視カメラ |
動態検知 | 人物の動きなどに反応し通知を送ったり、撮影をする機能 |
録画対応 | ハードディスクへ録画する機能 |
音声 | カメラを通じて音声を受け取ったり、発信することができる機能 |
スマートフォン対応 | スマートフォンと連携し映像の確認や、通知を受け取る機能 |
PTZ(パンチルトズーム) | 上下左右への首振りとズーム(拡大)機能 |
屋外用の防犯カメラや家庭用の防犯カメラ、小型の防犯カメラ、ワイヤレス対応の防犯カメラなど様々な用途の防犯カメラを取り扱っております。
「種類が多くてどのカメラを選んでよいかわからない」、「防犯カメラについて悩んでいる」方などはは是非一度ご相談ください!!
実際に介護施設に防犯カメラを設置する場合、注意するべき点を解説します。
防犯カメラを購入時は初期設定してあるパスワードが設定されていると思います。
そのまま初期設定のパスワードのままにしておくと、同じ製品を購入したかたや初期設定のパスワードを知っている人に不正にアクセスされ映像を見られてしまいます。
防犯カメラを購入したら、パスワードの再設定を忘れずに行ってください。
より複雑なパスワードを設定することにより、防犯カメラへの不正アクセスを防止することができます。