防犯カメラの逆光補正機能とは

2022.05.26

防犯カメラの逆光補正機能とは

防犯カメラを設置した際によくあるトラブルが、黒潰れや白飛びなど映像不具合です。24時間365日稼働しており常時映像をしっかりと移す必要がありますので、黒つぶれやハレーションには注意が必要です。どういった時に起こりやすいのか防犯カメラで解決できる機能について解説いたします。

逆光とは

防犯カメラの映像の中で被写体の後ろから光を当てた場合に、被写体が真っ黒になる現象を黒潰れといいます。西日な陽の当たりが強すぎる場合に被写体が真っ白になり見えなくなる現象を白飛びと言います。どちらの状態も人物の顔や人相を正しく見ることができませんので、防犯カメラの機能としては問題があります。例えばエントランスの入り口は逆光となる場合が多く、黒潰れや白飛びが発生する可能性が上がります。

 

WDR(ワイドダイナミックレンジ)

黒つぶれや白飛びが発生した際に映像を補正する機能の一つにWDR機能があります。WDRとはシャッタースピードに変化を加えることで、映像の暗い場所と明るい場所を別々で撮影して、明るい映像と暗い映像を合成して通常の映像として出力する機能です。そのため黒潰れや白飛びなどの映像に対して補正して通常の防犯カメラ映像として見ることができますWDR機能のレベルはdb(デシベル)で表記され、数値が高いほど補正機能が高くなります。

 

逆光補正機能(BLC)

BLC機能とは防犯カメラに標準搭載されている補正機能です。映像の中の暗い場所を元にして全体の明るさを調整する機能です。映像を補正してくれる機能です。WDRとは違い画面全体を補正しますので、全体の明るさに影響を与えてしまいますので元々、明るい箇所については映像が白飛びする可能性があります。

防犯カメラの設定で変更することが可能です。

逆光となってしまった場合は防犯カメラの設定で補正することができますので、もしお困りの場合は設定を変更してみてください。